みつろうキャンドルをともす暮らし～はなな工房～

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湖の底のような夜


満月が闇を蒼白く照らします

工房では、今年初めての氷が張ったのだそうです

北の森にある工房


きりっと冷える冬がついにやってきました


鹿児島にありながら、氷点下が珍しくありません


朝は、頬に刺すような寒さ。
背筋がのびて気持ちいい


夜は、森の奥でふくろうがゆっくりと鳴きます





  

寒い


嵐のような日

動物も、植物も、息をひそめています

最後まで頑張っていた、小さな生き物も
冬眠したようす


人間も、冬眠できたらな
ムーミンみたいに


部屋は小さな明かりだけで
すやすやと、背中を揺らします







ミニカヌレの魅力

花びらのような光の影





  

こんばんは


少し長くなりましたが、タイトルを変えてみました。


ますます私よりのブログになるかもしれません








40キロほどの長い農業道路を走りました


ほとんど車の通らないその道


色とりどりの紅葉は

森の絵描きが、いくにちもかけて描いた絵画のよう


落葉樹の美しさに胸がぎゅっとしました






自然の中にある色は

人間には作り出せない色





朝日に透ける葉の葉脈
霧の中にたたずむ木々
暖炉の炎



自然の色に出会うたび、そう思います。



  

先日まで開催されたみつろうキャンドル展。


ギャラリーなずなには

近くから、遠くから訪ねていただき

キャンドルをたくさんの方に手に取っていただき

本当に、ありがとうございました。




さっそく、灯してくださっているでしょうか。

優しいみつろうキャンドルの光を楽しんでくださいね。






今日は、風にほんのひとすじ、氷の匂い。

雪が遠くで降っています。





しんしんと静かに積もる雪

生き物が息をひそめる冬は

炎の呼吸が、ひときわ感じられます。